07短答合格でした (AXL短答コース) → 08論文合格しました(AXL直前+α)
TAC全答練第一回の分析したよー\(^o^)/
(1) 大問ごとの標準偏差
F 財務 _8.47 12.20 10.14
M 管理 _8.21 10.00
A 監査 _6.00 _7.39
C 企業 _9.48 _5.71
T 租税 _7.89 12.00
S 統計 11.29 10.00
素点、平均素点、得点から逆算しました。
数字が大きいほど、素点のばらつきが大きいことを意味しています。
※ 本試験では採点官ごとに標準偏差を求めて、それを用いて素点を得点に変換することになっています。ですから、TACが厳密に本試験と同じ計算をしているとすれば、ここで求めた標準偏差は私の属する採点母集団のものであって、全体の傾向とは異なります。
ぱっと見た印象としては、監査の標準偏差の低さが目立ちます。
素点のばらつきが小さい、平均素点のまわりに集中しがちということです。
理論科目の特性かもしれませんが、財務第二問(F2)や企業第一問(C1)の大きさを見ると、そうとも言い切れません。
ところで、標準偏差と得点との関係を簡単に示すと、
素点=平均素点+標準偏差 なら、
得点=配点×1/2+配点×1/10 になるということです。
例えば、管理第二問(M2)の配点が50点で、標準偏差が10点ですから、
素点が平均素点より10点上なら、得点は30点。
平均素点より20点上なら、得点は35点になります。
そうすると、財務と租税は他の科目と配点が異なるのが気になります。
これを踏まえて、標準偏差を分りやすく調整してみましょう。
(2) 得点として 5点を得るために必要な素点
F 財務 _6.05 _8.71 _8.45
M 管理 _8.21 10.00
A 監査 _6.00 _7.39
C 企業 _9.48 _5.71
T 租税 _9.86 10.00
S 統計 11.29 10.00
財務と租税を調整しました。他は上と同じです。
これによると、
(F1)(A1)の素点6点も、(M2)(T2)の素点10点も、
すべて得点5点になります。
素点1点あたりの価値として考えると、監査が高く租税が低かった(統計は別として)ことが分ります。
(3) 平均素点 / 配点 (%)
F 財務 31.14 33.00 36.33
M 管理 41.20 34.00
A 監査 33.60 41.20
C 企業 33.00 27.60
T 租税 22.25 37.66
S 統計 49.80 38.80
平均素点を配点で割ってみました。
素点ベースで4割取れれば、平均素点より上なんですね。統計は別で。
(T1)(C2)が特に低いです。
これらは比較的難しかったと見るべきでしょう。
逆に(M1)(A2)(T2)(F3)は高めです。
(4) 大問の分類と印象
・(2)が大きく(3)も高い:素点1点の価値が低く、易しい問題
特に(T2)、(F3)も傾向あり
租税計算や連結の素点は、練習量に比例する感じがしますね。
絶対出ると予想されてますから、平均素点も高いのでしょう。
・(2)が大きく(3)は低い:素点1点の価値が低く、難しい問題
特に(T1)、(M2)も傾向あり
難しいけど、素点のばらつきは大きいようです。
租税理論はできる人が増えているので価値が下がっているのでしょうか。
・(2)が小さく(3)は高い:素点1点の価値が高く、易しい問題
特に(A2)、(M1)も傾向あり
管理は典型問題といえるけど、監査はそうでもない。
ほどほどの解答は作れても、高得点は取りにくい「にぶい」問題だったかな。
ミスをするとダメージが大きいので注意しましょう。
・(2)が小さく(3)も低い:素点1点の価値が高く、難しい問題
特に(C2)、(F1)も傾向あり
難しくて、高得点を取れる人は限られる。
得意な人にはチャンス。苦手でも大ダメージにはならない。
でも、実際の問題はそんなに難しくなかったような気もします…。
(5) まとめ
大問ごとに標準偏差は異なるので、素点の価値には差がある。
しかし、問題から受験生の出来具合を的確に想像するのは難しい。
ただし、典型問題・「にぶい」問題と判断できたら、大きな失点を避けるように注意したい。
租税理論は、受験生のレベルが全体的に上がってきているので、
今年はもう高得点のチャンスにはなりにくいと思われる。
どの大問も平均素点越えてればきっと受かるよ\(^o^)/
(1) 大問ごとの標準偏差
F 財務 _8.47 12.20 10.14
M 管理 _8.21 10.00
A 監査 _6.00 _7.39
C 企業 _9.48 _5.71
T 租税 _7.89 12.00
S 統計 11.29 10.00
素点、平均素点、得点から逆算しました。
数字が大きいほど、素点のばらつきが大きいことを意味しています。
※ 本試験では採点官ごとに標準偏差を求めて、それを用いて素点を得点に変換することになっています。ですから、TACが厳密に本試験と同じ計算をしているとすれば、ここで求めた標準偏差は私の属する採点母集団のものであって、全体の傾向とは異なります。
ぱっと見た印象としては、監査の標準偏差の低さが目立ちます。
素点のばらつきが小さい、平均素点のまわりに集中しがちということです。
理論科目の特性かもしれませんが、財務第二問(F2)や企業第一問(C1)の大きさを見ると、そうとも言い切れません。
ところで、標準偏差と得点との関係を簡単に示すと、
素点=平均素点+標準偏差 なら、
得点=配点×1/2+配点×1/10 になるということです。
例えば、管理第二問(M2)の配点が50点で、標準偏差が10点ですから、
素点が平均素点より10点上なら、得点は30点。
平均素点より20点上なら、得点は35点になります。
そうすると、財務と租税は他の科目と配点が異なるのが気になります。
これを踏まえて、標準偏差を分りやすく調整してみましょう。
(2) 得点として 5点を得るために必要な素点
F 財務 _6.05 _8.71 _8.45
M 管理 _8.21 10.00
A 監査 _6.00 _7.39
C 企業 _9.48 _5.71
T 租税 _9.86 10.00
S 統計 11.29 10.00
財務と租税を調整しました。他は上と同じです。
これによると、
(F1)(A1)の素点6点も、(M2)(T2)の素点10点も、
すべて得点5点になります。
素点1点あたりの価値として考えると、監査が高く租税が低かった(統計は別として)ことが分ります。
(3) 平均素点 / 配点 (%)
F 財務 31.14 33.00 36.33
M 管理 41.20 34.00
A 監査 33.60 41.20
C 企業 33.00 27.60
T 租税 22.25 37.66
S 統計 49.80 38.80
平均素点を配点で割ってみました。
素点ベースで4割取れれば、平均素点より上なんですね。統計は別で。
(T1)(C2)が特に低いです。
これらは比較的難しかったと見るべきでしょう。
逆に(M1)(A2)(T2)(F3)は高めです。
(4) 大問の分類と印象
・(2)が大きく(3)も高い:素点1点の価値が低く、易しい問題
特に(T2)、(F3)も傾向あり
租税計算や連結の素点は、練習量に比例する感じがしますね。
絶対出ると予想されてますから、平均素点も高いのでしょう。
・(2)が大きく(3)は低い:素点1点の価値が低く、難しい問題
特に(T1)、(M2)も傾向あり
難しいけど、素点のばらつきは大きいようです。
租税理論はできる人が増えているので価値が下がっているのでしょうか。
・(2)が小さく(3)は高い:素点1点の価値が高く、易しい問題
特に(A2)、(M1)も傾向あり
管理は典型問題といえるけど、監査はそうでもない。
ほどほどの解答は作れても、高得点は取りにくい「にぶい」問題だったかな。
ミスをするとダメージが大きいので注意しましょう。
・(2)が小さく(3)も低い:素点1点の価値が高く、難しい問題
特に(C2)、(F1)も傾向あり
難しくて、高得点を取れる人は限られる。
得意な人にはチャンス。苦手でも大ダメージにはならない。
でも、実際の問題はそんなに難しくなかったような気もします…。
(5) まとめ
大問ごとに標準偏差は異なるので、素点の価値には差がある。
しかし、問題から受験生の出来具合を的確に想像するのは難しい。
ただし、典型問題・「にぶい」問題と判断できたら、大きな失点を避けるように注意したい。
租税理論は、受験生のレベルが全体的に上がってきているので、
今年はもう高得点のチャンスにはなりにくいと思われる。
どの大問も平均素点越えてればきっと受かるよ\(^o^)/
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