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第16講が2回目の入門答練だった。
範囲は部門別・個別原価計算。

論述が50点、短答と個別問題が30点、総合問題が60点×2で合計200点というバランス。
前回が少なめの量だったので油断して丁寧に計算していたら、すこし時間が足りなくなった。
予定の2時間を10分オーバー。154点。
計算はほぼ完答で、論述が甘いのは予想どおり。

管理会計論は順調に講義を消化すれば、隙無く仕上がりそう。

メモ。

「予定賃率は基本給と加給金から計算」(原則)
直接工の基本給・加給金は、直労費・間労費・賃率差異へ。
直接工の諸手当は、間労費へ。
間接工のものは、間労費へ。
(差異は期末に処理するので、当月差異を製間費に流したりしない)
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管理会計
順調そうで良いなぁ(;´Д`)
あたしは割と散々な感じだよ
やりゃあできるんだけど時間がかかりすぎる
君はLPとか図を書かないで解く口なんだろうなぁ

1つ問題(;´Д`)
製品原価計算の観点から、製造間接費における
固定予算と変動予算(公式法)の優劣を論ぜよ
strangecpa 2007/01/07(Sun)00:09:59 編集
Re:管理会計
>やりゃあできるんだけど時間がかかりすぎる
>君はLPとか図を書かないで解く口なんだろうなぁ

線型計画法か。
まだやってないけど、どうだったかな。
いまのところだと、シュラッター図は横線一本、
総合原価計算は十字だけで済ませてる。

>1つ問題(;´Д`)
>製品原価計算の観点から、製造間接費における
>固定予算と変動予算(公式法)の優劣を論ぜよ

製品原価計算の観点において、製造間接費は変動予算に
よることが望ましい。なぜなら、製造間接費は期間に
対応する固定費と操業度に対応する変動費からなるため、
操業度の影響を考慮しない固定予算では変動費の増減を
適正に製品原価に反映することができないからである。

短すぎか?
何をどう書くか迷うよ。
責任会計の匂いをさせてはいけないことは分かるけど、
配賦とか差異という言葉は使わない方がいいのかどうか。

テキスト見た。
「製造間接費の各費目が変動費と固定費に分解され、かつ
その結果が信頼に足る」場合、変動予算によることが望ましい。
とか言った方がいいかもね。
この条件ならこっちがいいですよ、という形の意見にする。

「固定予算だと操業度差異に変動費率*(基準-実際)が含まれるのが嫌」
って書いて終わりにしたい…。
【2007/01/08 04:24】
正解
正解は「製品原価計算の観点からは」優劣はない。
両者の優劣は「原価管理の観点から」のものである。

なんです(;´Д`)俺も勘違いしてたところなので
早めに教えておきますよ。見え方が変わってきます。
理由は今日の昼にでもあたしの日記に書いておきますね。

と思ったけど以下に流れを。
計算問題で確認してみるといいよ(;´Д`)ごめん
http://strangecpa.hp.infoseek.co.jp/kanri_yosan.jpg

①製造間接費予算総額の設定・見積りは必ず行われる
 (∵製造間接費を予定(正常)配賦するため
  ∵原価管理の目標値を設定する前提を置くため)。
②設定した予算総額を製品に配賦するための
 基準値を設定するが、これは、
 実際生産量ではなく正常生産量とするのが妥当。
 (∵実際生産量に応じて配賦額が変わる。
  ∵固定費は生産能力の維持費であり、
   実際生産量ではなく正常生産量と関連する)
③正常生産量に対応した基準操業度を設定し、
 予算を基準操業度で除して正常配賦率を求める。
ここまでは製品原価をできるだけ
正確に算定しよう!という話。

ここから原価管理の話
④固定予算・変動予算どちらも、
「正常生産量」の設定は変わらない。
(∵適正な製品原価計算)
 →基準操業度、正常配賦率も変わらない。
  →製品原価計算結果はどちらも同じである。
  (∵配賦差額は両者とも配賦されるため)
④両者の優劣は、原価管理にある。
 固定予算の場合「正常生産量を設定する」
 という製品原価計算上のやむない仮定に
 影響を受けた「実際操業度における予算額」が
 設定されてしまう。
 (∵基準操業度における予算額を固定するため
   ここで、基準操業度は正常生産量
   つまり、製品原価計算上の仮定を前提としている)
 →原価管理上の基準値である、
  実際生産量における予算額が
  正常生産量の仮定を変化させるたびに
  変化してしまい、基準たりえなくなる。

 変動予算の場合、実際操業度における予算額が、
 製品原価計算上のやむない仮定であった
 正常生産量の影響を受けずに、
 線形的に予定できるため、
 そこから得られる、原価管理上の重要な資料、
 能率の良否を示す「予算差異」の値が、
 固定予算に比べて合理的で信頼できるものになる。
strangecpa 2007/01/08(Mon)08:19:44 編集
Re:正解
なるほど。
2つの予算で差異は違ってくるなと分かっていたけど、それは関係なくて、
配賦額が同じだから製品原価計算の観点としては両者に優劣はないんだね。

メモメモ。

固定予算の場合
基準操業度が大きい→予算差異が小さい→能率がよく見える
基準操業度が小さい→予算差異が大きい→能率が悪く見える
変動予算の場合
基準操業度によらず、予算差異は一定で、能率の指標として信頼できる

基準操業度を決めることは、固定費を予定配賦するための仮定だったのに、
それが原価管理に悪影響を与えている。

一方で、配賦額は予定配賦率によっていて、
どちらの予算でも、基準操業度の変化が配賦率へ与える影響は同じだから、
製品原価計算としては優劣なし。

予算=予算額と基準操業度の設定→予定配賦率

しかしスキャナはいいなー。便利だなー。
【2007/01/09 00:57】
ここから先の論点
あんまり言うとネタバレ?になるかもわからんので
さっくり指摘するだけに(;´Д`)
そのうち絶対出てくると思うんでお楽しみに

・ABC
 固定費をまとめて正常生産量→基準操業度を基準に
 配賦して本当に正しい製品原価が算定できるの?
 変動費も操業度を基準に賦課しちゃうけど
 操業度と関連をもたない変動費はどうするの?
・操業度差異ってつかえなくね?
 設備をフル稼働しなかったから(正常生産量まで
 稼働しなかった)ってそれだけで設備稼働の
 能率がわかるの?
 固定費は不可避的に発生するわけだし
 操業度差異そのものじゃなくて、その分稼働させたり
 余剰生産能力を他に振り向けた場合に得られた
 利益額とかで設備の遊休っぷりを評価した方がいいんでない?

なんて具合に、だんだん実際原価計算のボロが出てきます。
さらには伝統的な原価計算の、計算技術的にしょうがなかった
不備を改善しようという試みが出てきます。

http://www.amazon.co.jp/hp-Q8157C-ABJ-Photosmart-All-in-One/dp/B000J0SGZM/
1万円ですよ。インクが高いけどね(;´Д`)
strangecpa 2007/01/09(Tue)07:41:01 編集
ようやく
いろいろ用語を確認できる教材が手に入ったので
そのまんまパクってはてなの記事にしたよ(´ー`)
よかったら確認して

今まで間違って使いすぎてたヽ(´ー`)ノ特に場合ととき
strangecpa 2007/01/12(Fri)15:42:23 編集
監査論について
質問があるよ(;´Д`)

どの程度進んでるかわかんないけど
委員会報告書って参照しながら進んでいるかい?
テキストによると、28,29,30号あたりの報告書は
国際監査基準をそのまんま日本語訳にしただけで
そのまま読み下してると理解しにくかったり
間違いがあったりするらしいんだが
そういう話って出てきてる?

監査論と会社法が暗礁に乗り上げてる感じです(;´Д`)いやはや
strangecpa 2007/01/15(Mon)20:21:00 編集
Re:監査論について
>委員会報告書って参照しながら進んでいるかい?

ほとんど出てきてないな。入門では。
10号「不正及び誤謬」くらい。
あと、
「監査基準を補うものが2割、実務的なものが8割で、
新試験で問われるのは前者のほうだろう」
というメモが取ってあった。

法律用語は保存した。
「思うに」の構文は、慣れれば読みやすそうだから、俺は使うかも。
まだ書いたことないけどね。
【2007/01/15 22:57】
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